「無料で始めたはずなのに、いつの間にかお金がかかっていないか不安」「掲載をやめたいけど、解約のやり方がわからない」。整体院・整骨院・サロンなどでよく使われている店舗ポータルサイト(お店を探して口コミや予約ができるサイト)のひとつ、エキテンについて、こうしたご相談をいただきます。

先に結論をお伝えします。掲載をやめたい・見直したいと感じたら、いきなり手続きに進む前に、次の3つを順番に確認するのがおすすめです。①自分が「無料会員」か「有料の正会員」かを確かめる → ②その会員に合った解約・退会のルールを確認する → ③やめても困らないよう、自前の集客の足場を育てておく。この記事では、料金の仕組みから解約のやり方、口コミの扱い、やめる前の準備までを、お店のオーナー目線で順番に整理します。

この記事は特定のサービスを批判するものではありません。店舗ポータルは集客の有力な選択肢のひとつ。大切なのは「仕組みを理解して、自分のお店にとって適正な比重で使う」ことです。なお料金・手続きは変わることがあるため、本文の数字は2026年6月時点・公式の案内を参照した目安です。最新は必ずご自身でご確認ください。

01エキテンの料金は何で決まる?無料会員と正会員の違い

まず大事なのは、自分がどの会員でいるかです。エキテンには大きく分けて、お金のかからない無料会員と、有料の正会員があり、料金の心配があるかどうかはここで決まります。

エキテン公式の案内によると、無料会員は初期費用・月額ともに0円で、お店の基本情報を掲載できます。登録時に支払い情報を入れないため、勝手に有料へ切り替わる心配はない、とされています(2026年6月時点)。一方の正会員(有料)は、公式の案内では月額5,000円(税抜)に加えて、初回のみページ制作費として30,000円(税抜)がかかり、ネット予約や写真・メニューの追加掲載といった機能が使えるとされています。さらに、お店専用のホームページを持てる公式ホームページ作成オプション(月額4,980円・税抜)などもあります。

エキテンの会員と料金の構造。無料会員は0円、正会員は月額に加え初回ページ制作費、さらにホームページ作成は別オプションという3層の図 無料会員 初期費用 0円 / 月額 0円 基本の店舗情報を掲載できる = 自分で有料に申し込まない限り、料金は発生しない ¥0 正会員(有料) 月額 5,000円(税抜)+ 初回ページ制作費 30,000円(税抜) = ネット予約・写真やメニューの追加掲載などの機能が使える ホームページ作成オプション + 月額 4,980円(税抜) お店専用ページを別途持てる = 正会員にさらに上乗せされる任意のオプション
図1:エキテンの料金は会員の種類で大きく変わります。無料会員は0円、正会員は月額+初回制作費、ホームページは別オプション、という構造です(2026年6月時点・エキテン公式の案内より。料金は変わることがあります)。

つまり、「料金がかかっているか不安」という方は、まず自分が無料会員のままか、それとも正会員(有料)を契約しているかを確認するのが第一歩です。店舗管理画面の契約内容や、毎月の請求の有無を見れば、どちらかが分かります。

02「掲載をやめたい」と感じたら最初に確認する3つ

やめるか続けるかを判断する前に、次の3点を確認してみてください。事実が分かると、迷いがぐっと減ります。

確認1:いま自分は無料会員か、正会員(有料)か

前章のとおり、料金や解約のしかたは会員の種類で変わります。店舗管理画面の「契約内容」を開いて、無料会員のままか、有料の正会員かを確かめましょう。無料会員であれば、そもそも料金は発生していません。

確認2:毎月いくら払っていて、何の役に立っている?

正会員の方は、毎月の支払い額と、エキテン経由で実際にどれくらいの来店・予約につながっているかを見比べます。「払っている額に見合う集客になっているか」を数字で見ると、続ける・見直すの判断がしやすくなります。

確認3:申し出の「締切」や手続き方法はどうなっている?

正会員の解約は、申し出る期日や手続きの方法が決まっていることがあります。「やめたい月のいつまでに、どうやって連絡するか」を先に押さえておくと、思わぬ1か月分の自動更新を防げます。次の章で、会員種別ごとの手続きを整理します。

「いつの間にか課金」が不安なときは。スマホアプリ経由で登録した場合は、アプリストア側のサブスク(定期購入)として登録が残っていないかもあわせて確認すると安心です。お店の管理画面とアプリストアの両方を見ておきましょう。

03解約・退会のやり方——会員種別で手続きが違う

エキテンの解約・退会は、無料会員か正会員かで進め方が異なります。ここを混同すると「できない」と感じてしまいがちなので、分けて整理します(以下は2026年6月時点の一般的な流れです。実際の画面や手順は変わることがあるため、最新は店舗管理画面の案内でご確認ください)。

解約の分岐フロー。まず無料会員か正会員かを確認し、無料会員はオンラインフォームで完結、正会員はサポート窓口へ連絡し締切を確認、口コミと店舗情報の扱いも確認する図 自分はどちらの会員? 無料会員 店舗管理画面の「解約」から オンラインのフォームで申請 店舗情報を完全に消すかも選ぶ 解約金は発生しないとされる 正会員(有料) サポート窓口へ連絡して手続き 申し出の締切が決まっていることも 更新日の前に早めに連絡 最新の方法は公式の案内で確認 共通:店舗情報を完全に消したい場合は「完全削除」を選ぶ/口コミは原則そのまま残る ※完全削除を選ばないと、無料掲載として情報が残ることがあります
図2:解約は「無料会員=オンラインで完結」「正会員=サポート窓口へ連絡」と道が分かれます。店舗情報を残すか消すかも選べます(2026年6月時点の一般的な流れ)。

無料会員の場合

無料会員は、多くの場合店舗管理画面の「解約」のリンクから、オンラインのフォームで手続きが完結します。解約理由を選び、「店舗の情報を完全に削除する」にチェックを入れるかどうかを選んで進めます。完全削除を選ばないと、無料掲載として店舗情報が残ることがあるので、すべて消したい場合はチェックを忘れないようにします。エキテン公式の案内では、無料会員の解約に解約金・違約金はかからないとされています。

正会員(有料)の場合

正会員は、無料会員と手続きが異なり、サポート窓口へ連絡して解約を申し出る形になることがあります。また、申し出る期日(締切)が決まっているケースもあるため、更新日の前に早めに動くのが安心です。具体的な連絡方法や締切は契約や時期によって変わるので、店舗管理画面の問い合わせや公式の案内で最新の手順を確認してください。

「退会したいのにできない」と感じたら。多くは「会員の種類に合った手続きをしていない」か「申し出の締切を過ぎている」のどちらかです。まず自分の会員種別を確認し、手続きの入口(オンラインフォーム/サポート窓口)と締切を押さえれば、たいていは前に進めます。

04口コミは消せる?削除の仕組みと向き合い方

エキテンのような口コミサイトでは、「悪い口コミを消したい」という相談もよくあります。ここは仕組みを正しく知っておくと、無駄に悩まずに済みます。

結論から言うと、お店にとって都合が悪いというだけの理由では、口コミは原則として削除できません。口コミは利用者にとっての情報なので、お店側の一存で消せない仕組みになっています。一方で、掲載ガイドラインに違反する内容や、事実無根の誹謗中傷にあたるものは、サイトの問い合わせ窓口から削除を依頼できる場合があります。ただし、申請しても必ず削除されるとは限りません。

では、評判をよくするにはどうするか。近道はありません。来てくれたお客様に投稿をお願いし、ついた口コミには丁寧に返信を重ねていく——この地道な積み重ねが基本です。星の数を操作したり、自作自演やサクラで投稿を増やしたりするのは、規約違反であるだけでなく、お店の信頼を大きく損ないます。絶対に手を出さないでください。口コミ返信の具体的な書き方は、口コミ返信の例文をまとめた記事も参考にしてください。

口コミは「消す」より「育てる」。悪い評価をひとつ消すことより、良い評価と誠実な返信を積み重ねるほうが、見ている人の信頼につながります。

05やめる前にやっておく「自前の集客」の足場づくり

掲載の見直しでいちばん大事なのは、実はこの章です。ポータルをやめるかどうかにかかわらず、「自分の集客の足場」を持っているかで、お店の立場は大きく変わります。足場がないままやめると来店が急に減りかねませんが、足場があれば、ポータルへの依存度を自分のペースで調整できます。

足場づくりは、次の3つから始めるのがおすすめです。どれも、お店ご自身の手で・低コストで取りかかれます。

  1. Googleビジネスプロフィールを整える(無料)
    「近くの整体」「○○(地名) サロン」で検索したときに地図に表示される、Googleの無料サービスです。営業時間・写真・メニュー・口コミ返信を整えるだけで、ポータルを通さずに見つけてもらえる入口になります。自分で進める手順はこちらの記事にまとめています。
  2. 自前のホームページで予約や問い合わせを受けられるようにする
    自分のサイトなら、毎月の掲載料を払い続けなくても、メニュー・料金・予約導線を自由に載せられます。予約フォームやLINE予約への入口を置けば、リピーターは「次もここから」と直接つながってくれるようになります。
  3. LINE公式アカウントで再来店につなげる
    一度来てくれたお客様とつながっておくと、ポータルの検索結果に頼らずに来店を促せます。新規はポータル、リピートは自前——と役割を分けると、依存度を下げやすくなります。

判断の軸を整理すると、次のようになります。白黒つけずに「比重を下げる」という第三の道も、十分に現実的です。

こんな状態なら向いている選択あわせてやること
エキテン経由の新規がしっかり来店・利益になっている続ける(正会員を維持)毎月の費用と来店数を定期的に見比べる
費用に見合う来店が見えない・無料会員で十分かもと感じる見直す(プランや会員種別を下げる)自前サイト・Googleの足場づくりを並行で開始
自前の集客が育ち、リピーター中心で回っている比重を下げる/やめる会員種別・締切・解約方法を確認してから動く

かけ算で考えるなら、新規はポータル × リピートは自前。役割を分ければ、どちらか一方に振り回されずに済みます。

06自分でやるか、相談するか

ここまでの「足場づくり」は、時間と根気をかければご自身でも進められます。一方で、営業しながらホームページを作り、Googleや予約の導線まで整えるのは、思った以上に手が回らないもの。そこで、ポータルの掲載料の代わりに固定の運用費だけで自前の足場を持つ、という考え方があります。

xFactory では、ホームページ制作を税別50,000円(税込55,000円)、その後の運用サポートを月額 税別2,000円(税込2,200円)からご案内しています(2026年6月時点)。「エキテンをすぐやめましょう」という話ではなく、依存度を少しずつ下げる足場づくりのご提案です。新規との出会いはポータルに任せつつ、リピートは自前で受け止める——その形を一緒に設計します。

「うちの場合は続けたほうがいい?やめたほうがいい?」——その判断の手前で、いまの費用と契約、そして自前の集客の足場を一緒に整理するところからお手伝いできます。無料相談では売り込みはしません。まずは状況をお聞かせください。

FAQよくあるご質問

エキテンを解約・退会したらお金はかかりますか?

無料会員の場合、エキテン公式の案内では掲載をやめる際に解約金・違約金は発生しないとされています(2026年6月時点)。有料の正会員の場合は、申し出の期日や手続きの方法が契約によって定められていることがあります。いずれも、まずはご自身がどちらの会員かを確認し、最新の条件は店舗管理画面や公式の案内でご確認ください。

エキテンの無料会員と正会員(有料)は何が違いますか?

無料会員は初期費用・月額0円で基本的な店舗情報を掲載できます。有料の正会員は、エキテン公式の案内では月額5,000円(税抜)に加え、初回のみページ制作費30,000円(税抜)がかかり、ネット予約や写真の追加掲載などの機能が使えるとされています(2026年6月時点)。料金や機能は変わることがあるため、契約前に公式の最新案内で確認してください。

お店についた口コミは消せますか?

お店にとって都合の悪い口コミというだけでは、原則として削除はできません。一方で、掲載ガイドラインに違反する内容や、事実無根の誹謗中傷にあたるものは、サイトの問い合わせ窓口から削除を依頼できる場合があります。申請しても必ず削除されるとは限りません。良い評価を増やすには、来てくれたお客様に投稿をお願いし、丁寧に返信を重ねていく地道な積み重ねが基本です(サクラや自作自演はNGです)。

自前のホームページを作ると費用はどのくらいですか?

作り方によって幅があります。xFactoryの場合、ホームページ制作は税別50,000円(税込55,000円)、その後の運用サポートは月額 税別2,000円(税込2,200円)からご案内しています(2026年6月時点)。ポータルの掲載料の代わりに、決まった運用費だけで自前の集客の足場を持てるのが、予約・口コミポータルとの大きな違いです。

まとめ

エキテンの掲載をやめたい・見直したいと感じたら、感情で「やめる/続ける」を決める前に、仕組みを理解して、足場をつくってから判断する。これがいちばん損をしない順番です。やることはシンプルです。①自分が無料会員か正会員かを確認する、②会員に合った解約ルールと締切を押さえる、③Googleと自前サイトで集客の足場を育てる。この3つを進めれば、ポータルに振り回されるのではなく、自分のペースで付き合い方を選べるようになります。

xFactory は、その足場づくりを「AIと仕組み」で適正価格にしてお手伝いします。「うちの場合はどこから手をつければいい?」という段階のご相談も歓迎です。

xFactory 編集部
ローカル業者の「つくる」を、手の届く価格に。現場で効くノウハウをお届けします。