ハウスクリーニング、エアコン清掃、不用品回収、剪定、便利屋。くらしのマーケットに出店していて、月末の請求明細を見たときに「思っていたより引かれているな」と感じたことはないでしょうか。あるいは、お客様から「サイトを通さず直接お願いできませんか」と言われて、返事に困ったことがあるかもしれません。

先に結論をお伝えします。手数料は「20パーセント」の一言では決まりません。予約1件の金額によって、実際に払う額の重みが変わる仕組みになっています。そして「直接依頼にすれば手数料が浮く」という話には、規約でやってはいけないと決まっている部分と、そうではない部分が混ざっています。ここを混ぜたまま動くと、掲載停止という一番痛い形で返ってきます。

この記事では、①自分の1件あたりの手数料を出す方法 ②どこからが違反になるのか ③規約の範囲内で、店名で検索された人を受け止める場所をつくる方法、の3つを順番にご案内します。数字とルールはすべてくらしのマーケットの公式FAQ(出店者の方向け)から引いており、内容は2026年8月時点のものです。料金もルールも改定されますので、実際に動く前には必ず最新の公式ページをご確認ください。

なお、この記事は掲載をやめることをおすすめするものではありません。出会いの場としてのポータルサイトと、自分の受け皿は、役割が違うだけ——という立場で書いています。

01手数料は「率」ではなく「1件あたりいくら」で決まる

まず土台から。くらしのマーケットは、公式FAQの言葉を借りると初期費用・月額料金が一切かからない「完全成功報酬型」の仕組みです。掲載しているだけでは費用は発生せず、予約が成立したときにだけ予約手数料がかかります(出典:くらしのマーケット FAQ「手数料・請求に関するご案内」2026年8月時点。以下、金額と条件はすべて同ページによります)。

その予約手数料は、2つの決まりの組み合わせでできています。

  • 手数料率——予約成立金額(税込)の20%(税抜)
  • 最低手数料——予約成立金額の20%が2,000円未満の場合は、一律で2,000円/件(税抜)

この2つ目が、多くの解説記事で軽く扱われているところです。ここを見落とすと、実際の請求と自分の計算が合いません。公式ページには次の計算例が載っています。エアコンクリーニング7,000円なら 7,000×20%=1,400円ですが、最低額に届かないため手数料は2,000円(税抜)。不用品回収15,000円なら 15,000×20%=3,000円(税抜)

つまり、分かれ目は予約成立金額10,000円です。10,000円のときちょうど20%=2,000円で、それ未満はすべて一律2,000円になります。言い換えると、単価の小さい仕事ほど、金額に対する手数料の重みは大きくなるという構造です。これは良し悪しの話ではなく、成功報酬型のサービスによくある形ですが、自分のメニューがどちら側にいるかは知っておく価値があります

予約1件の手数料が決まるまでの流れと、10,000円を境にした2つの計算の図 お客様から予約リクエストが届く この時点では手数料は発生しない(断ることもできる) 【予約を受ける】を押す = 予約成立 ここで手数料が発生する 最終のお会計金額(税込・追加料金を含む) 当日に増えた分もこの金額に入る 分かれ目は 10,000円 お会計が 10,000円以上 手数料 = お会計 × 20%(税抜) 例:15,000円 → 3,000円(税抜) 金額に対する重みは 20% のまま お会計が 10,000円未満 手数料 = 一律 2,000円(税抜) 例:7,000円 → 2,000円(税抜) 金額が小さいほど重みは大きくなる どちらの場合も、この金額に消費税が加わったものが請求される
図1: 手数料は「率」だけでは決まりません。予約1件の金額と最低額の2つで決まります(2026年8月時点・公式FAQの記載にもとづく)。

もうひとつ、金額と同じくらい大事なのがタイミングです。手数料が発生するのは、出店者が予約リクエストを【予約を受ける】ボタンで確定した時点とされています。リクエストが入っただけでは発生せず、予約を断ることもできます。対応できない内容のまま受けてしまうより、受ける前に判断したほうが、あとのやり取りもお客様にとって親切です。

また、手数料の対象は追加料金を含めた最終的なお会計金額です。現場で作業が増えたときの追加分も含まれます。お会計の入力は、公式のガイドラインで作業完了の7日後正午までと決められています(出典:くらしのマーケット FAQ「出店者ガイドライン」2026年5月26日改定)。

車検カテゴリは扱いが違います。自動車重量税・自賠責保険料・印紙税といった法定費用は手数料の計算対象から外れ、お会計から法定費用を除いた金額に対して計算されます。さらに2026年8月時点では、車検カテゴリの手数料が無料になるキャンペーンが実施中とされています(終了のお知らせがあるまで)。整備工場の集客そのものについては自動車整備工場のホームページの記事にまとめています。

02手数料以外に動くお金と、請求が来るまでの流れ

「完全成功報酬型」と聞くと、かかるお金は手数料だけのように思えます。実際には、選べば増えるもの・遅れると起きることがいくつかあります。まとめて一覧にします。

項目内容(2026年8月時点)気をつけること
出店料・月額初期費用・月額料金なし掲載しているだけでは費用は出ない
予約手数料予約成立金額(税込)の20%(税抜)/20%が2,000円未満なら一律2,000円(税抜)これに消費税が加わる
有料プラン月額1万円(税込)。口コミ返信・分析ツール・メッセージのテンプレートなどの機能日割りなし。月の途中で加入・解約しても1か月分。自動更新
締めと支払い月末締め・翌月末払い。請求書の発行は毎月第4営業日請求は決済代行会社(株式会社ネットプロテクションズ)から。2026年7月発行分より請求書はメールで届く
入金が遅れたとき支払期日までに入金が確認できないと掲載が停止される入金確認後、一定期間を経て自動で再開。個別の再開依頼は受け付けられていない
キャンセルお客様がキャンセル処理をした場合、または出店者が作業日の前日23:59までにキャンセル処理をした場合は手数料が免除作業翌日以降はキャンセル処理ができず、免除もできない。出店者都合の当日キャンセルは手数料が発生

ここで多くの方が知らないのが、口コミへの返信が有料プランの機能であるという点です。月額1万円(税込)で、口コミ返信のほかにメッセージのテンプレート登録、分析ツール、名刺注文、予約メモ、カレンダー検索が使えるようになります(出典:くらしのマーケット FAQ「有料プランのご案内」)。使うか使わないかは、次の一文で決められます。「この1万円は、月に何件の予約で取り返せるか」。1件あたりの粗利が分かっていれば、その場で答えが出ます。

そして入金の遅れは、金銭的な話にとどまりません。掲載が止まる=その間の新規の入口が閉じるということです。しかも再開は自動で、急いでほしいという個別の依頼には応じていないと明記されています。請求書がメール送付に変わったこともあり、見落としが起きやすい部分です。受信フォルダの整理は先にしておいてください。

手数料の話は「何パーセントか」で盛り上がりがちですが、効くのは「自分の1件はいくらか」を知っていることのほうです。

03「直接依頼」——どこからが違反になるのか

ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。ネット上には「直接依頼なら手数料がかからない」という趣旨の説明が出回っていて、なかにはお得な方法のような書き方になっているものもあります。この言い方は、性質のまったく違う2つの話を1つにまとめてしまっています。

禁止されていること(公式の記載)

出店者ガイドラインとFAQには、次の行為が禁止事項として書かれています。

  • 本サービスを経由して予約または問い合わせがあったお客様から、本サービス外で予約を受け付けること
  • お客様に対して、直接取引に繋がる可能性のある情報を開示すること、または開示するよう求めること(住所・電話番号・FAX番号・メールアドレス・SNS・WebサイトのURL等の連絡先や、それが記載された名刺・チラシ等)
  • サービス内容の欄に電話番号・メールアドレス・URL・SNSなどを掲載すること。「当社ホームページをご覧ください」のように直接取引を誘因する表現も同じく禁止

これらは「中抜き行為」として利用規約で禁止されており、違反が確認された場合は掲載停止などのペナルティ、改善が見られない場合には退店になることがあると明記されています(出典:出店者ガイドラインお客様との連絡・メッセージ)。名刺やチラシも名指しで挙げられている点は、意外に思われるかもしれません。作業後にあいさつ代わりに渡す習慣がある方は、サイト経由のお客様には渡さないという線を引いておいたほうが安全です。

お客様のほうから「電話で予約を受けてください」と言われるケースもあります。公式FAQは、これに応じてサイトで予約を成立させない場合を中抜き行為の例として挙げています。断りにくい場面ですが、ここは該当するサービスの予約をしていただくようご案内するのが公式に沿った対応です。それでもお客様の都合で予約をいただけなかった場合は、作業完了後7日以内に「システム外作業の報告」をするよう案内されています。

禁止されていないこと(同じく公式の記載)

一方で、同じFAQには次のようにも書かれています。掲載内容をきっかけに、お客様自身が出店者の連絡先を調べ、電話やメールで直接連絡してきた場合は、そのまま仕事を受注しても手数料は発生しない。ただし、そのお客様が既にサイトを通じて予約リクエストやメッセージでの問い合わせをしていた場合は手数料発生の対象となるため、サイトを通じて予約するよう促してください——という整理です。

この2つを並べると、線はとてもはっきりします。

サイトで出会ったお客様を外に連れ出す行為(禁止)と、外で最初から見つけてもらう取り組み(規約の範囲内)を左右に分けた比較図 「直接依頼」と呼ばれているものを、2つに分ける サイトで出会った人を外へ連れ出す = 禁止されている行為 外で最初から見つけてもらう = 禁止されていない取り組み ・メッセージで電話番号やメール、 自社サイトのURLを伝える ・掲載欄に連絡先やSNSを書く/ 「当社HPをご覧ください」と書く ・サイトを通さずに予約を受ける ・サイト経由のお客様に名刺や チラシを渡す 掲載停止・退店になることがある ・自分のホームページを持つ (店名で調べた人の受け皿) ・Googleビジネスプロフィールを 埋めておく ・サイト外のお客様に応援口コミを お願いする ・紹介や既存のお客様を大切にする 出店を続けたまま、並行してできる 公式FAQ:お客様ご自身が調べて外から連絡してきた場合、手数料は発生しない ただし、そのお客様が既にサイトで予約リクエストや問い合わせをしていた場合は対象。サイトから予約してもらう
図2: やってはいけないのは「サイトで出会ったお客様を外へ連れ出すこと」。「外で最初から見つけてもらうこと」は別の話です(2026年8月時点)。

言い方を変えると、こうなります。禁止されているのは、出会いの場を横取りすること。禁止されていないのは、別の出会いの場を自分で用意すること。この違いを踏まえておけば、お客様に聞かれたときも迷わず答えられますし、危ない橋を渡らずに済みます。

04それでも「外の入口」が要る理由と、つくり方

掲載欄に連絡先も自社サイトのURLも書けない。これは裏を返すと、あなたのお店を知った人が次に取る行動は「店名で検索する」しかないということです。そこで何も出てこなければ、その人は比べる材料がないまま、別のお店を見に行きます。

ここで、道具の役割を整理しておきます。どれかが優れているという話ではありません。

道具役割(何をしてくれるか)できないこと
くらしのマーケットなどのポータルあなたを知らない人との、はじめての出会い。比較して選んでもらえる連絡先や自社サイトへの案内は載せられない
Googleビジネスプロフィール「地域名+業種」で近くの人に見つけてもらう。地図に載る。無料載せられる情報の形が決まっている
自分のホームページ店名で調べた人・紹介された人の受け皿。料金の考え方や対応エリア、実績を自分の言葉で置ける置いただけでは知られない。上の2つと合わせて働く

順番も大事です。いきなり全部そろえる必要はありません。

  1. まずGoogleビジネスプロフィールを埋める(無料)
    屋号、対応エリア、営業時間、写真、できる作業。ここは費用がかからず、地域で探している人にいちばん近い場所です。手順はMEO対策を自分でやる記事にまとめました。
  2. 店名で検索した人が着く場所をつくる
    ページ数は多くなくて構いません。何ができるか、どこまで来られるか、料金がどう決まるか、誰がやっているのか、そして問い合わせの方法。この5つが書いてあれば、比べている人はちゃんと判断できます。
  3. サイト外で受けた仕事のお客様と、細くつながっておく
    紹介や、ご自分で調べて連絡をくださったお客様です。次の季節にお知らせを一通送れる状態にしておくだけで、翌年の動きが変わります。ここはポータルのルールとは関係のない領域です。
  4. 出店は続ける
    はじめての出会いをつくる力は、ポータルのほうが強い場面が多いです。閉じるのではなく、入口を1本増やす。それが結果として、1件あたりに払う費用の見え方も変えます。

費用の目安についても正直に書いておきます。私たち xFactory では、ホームページ制作を税別50,000円(税込55,000円)、公開後の更新サポートを月額 税別2,000円(税込2,200円)でご提供しています。5万円でどこまでできて、どこからは別の作りになるのかは5万円のホームページでできること・できないことの記事に書きました。作ったのに問い合わせが来ない、という段階でお困りの場合はこちらの記事が近いはずです。

05口コミを、自分の資産として扱う

出張サービスは、口コミが仕事の入り口そのものです。だからこそ、ここには知らないと事故になるルールがいくつかあります(出典:くらしのマーケット FAQ「口コミ」)。

自分のサイトに転載できるのは3つまで

くらしのマーケットに投稿された口コミを自社サイト等に転載することは、利用規約で原則禁止とされています。ただし暫定的な措置として、次のルールを守る場合に限り3つまでの転載が認められています。①必ず自社のサービスに投稿された口コミを使うこと ②引用元である「くらしのマーケット」の名称を必ず明記すること ③該当の口コミが掲載されているページのURLを必ず記載すること。守られていない場合は掲載停止や店舗ページの閉鎖といった措置が取られることがある、とも書かれています。

そして公式ページ自身が、このルールは予告なく変更されることがあると断っています。良かれと思って自社サイトにずらりと並べていた、というのがいちばん危ない形です。転載する前に、必ず最新の公式ページをご確認ください。

サイト外のお客様にも書いてもらえる仕組みがある

あまり知られていませんが、応援口コミという機能があります。くらしのマーケット経由以外で仕事をしたお客様にも口コミを書いてもらえるもので、店舗管理システムから投稿用のリンクをコピーして送る形です。投稿者は「ゲストユーザー」として表示されます。ただし、出店者自身や関係者による投稿(サクラ行為)は固く禁じられており、違反が発覚した場合は掲載停止や退店となる可能性があると明記されています。紹介で受けた仕事の感想を、正当な形で実績に変えられる機能です。

削除は原則されない。だから、返し方と積み方で戦う

口コミの削除は、サイトの公平性・信憑性を保つため原則として行われません。削除されるのは、投稿ガイドラインに違反していると運営が判断した場合に限られ、判断の理由や結果の報告もされないとされています。また、お客様に口コミの投稿を強要することは禁止で、目の前で投稿するよう促す、投稿内容を指示するといった行為も強要に準ずるものとして挙げられています。

つまり、悪い1件を消す方向ではなく、良い件数を積んで平均に戻すのが唯一の現実的な道になります。あわせて、自分のホームページ側に「お客様の声」を自分で集めておくと、転載ルールの制限を受けずに使える資産になります。集め方の考え方はGoogleの口コミを増やす記事が参考になります(媒体は違いますが、依頼の仕方・やってはいけないことの考え方は共通です)。

06続ける・見直す・止める——判断のしかたと手順

最後に、出口の話をします。ここでも数字が助けになります。

判断を手数料の率でしないでください。「1件あたりいくら払ったか」÷「その1件が自分に残したもの」で見ます。残したものには、その場の粗利だけでなく、リピートにつながったか、口コミが増えたか、次の紹介が生まれたかも入ります。3か月分をこの目で並べると、続けるべきメニューと、見直すべきメニューがはっきり分かれます。

状態取る行動具体的にやること
予約は入っていて、利益も残っている続ける手を入れるなら受け皿側。店名で検索されたときに何も出ない状態だけは埋めておく
予約は入るが、単価が小さく手残りが薄い見直す最低手数料の分かれ目(10,000円)を意識してメニューの組み方を検討。有料プランを使っていないなら費用対効果を確認
予約がほとんど入っていない止める前に確かめる掲載の見え方・写真・対応エリア・返信の速さ。掲載を消しても、代わりの入口がなければ新規はゼロになる
他の入口が育ってきた比重を下げるいきなり退会せず、まずサービスを「非公開」にして様子を見る。戻せる形から試す

手続きの形も知っておくと安心です。掲載を一時的に止めたいだけなら、店舗管理システムから該当サービスを「非公開」にします。完全にやめる場合、退会の申請は店舗管理システムからは行えず、くらしのマーケット宛にメッセージで連絡する形とされています(出典:くらしのマーケット FAQ「アカウント管理」)。思い立ったその日に画面だけで完結するものではない、という点は覚えておいてください。

いちばん多い事故は、順番の間違いです。費用が気になって先に掲載を消し、翌月から新規の連絡がぱたりと止まる——という形です。止めるかどうかを考えはじめたら、先に外の入口(Googleビジネスプロフィールと自分のサイト)を動かして、そこから連絡が来るようになってから比重を下げる。数か月かかりますが、この順番なら売上に穴が空きません。同じ考え方は、他のポータルでも同じです(ホットペッパーの掲載料の記事EPARKの解約の記事)。

FAQよくあるご質問

くらしのマーケットの手数料は、結局いくらですか?

公式FAQによると、予約成立金額(税込)の20%(税抜)で、20%が2,000円に満たない場合は一律2,000円/件(税抜)です。これに消費税が加わったものが請求されます。分かれ目は予約成立金額10,000円で、それ未満はすべて一律2,000円になるため、単価が小さい仕事ほど金額に対する重みは大きくなります。掲載しているだけの費用(初期費用・月額)はかかりません。金額もルールも改定されることがありますので、実際の判断の前に公式ページで最新をご確認ください(2026年8月時点)。

お客様から「サイトを通さず直接お願いしたい」と言われたら、どうすればいいですか?

応じずに、該当するサービスの予約をしていただくようご案内してください。公式FAQは、サイトを経由して予約や問い合わせがあったお客様とサイト外で取引することを「中抜き行為」として禁止しており、違反が確認された場合は掲載停止などのペナルティがあるとしています。断りにくい場面ですが、「サイトのルールで、こちらから予約をお願いすることになっています」と伝えれば十分です。もしお客様の都合で予約をいただけないまま作業をした場合は、作業完了後7日以内に「システム外作業の報告」をするよう案内されています。

出店したまま、自分のホームページを持ってもいいのでしょうか?

持つこと自体は禁止されていません。禁止されているのは、サイト経由のお客様にURLや連絡先を伝えること、掲載欄にURLやSNSを書くこと、「当社ホームページをご覧ください」のように誘因する表現を使うことです。一方で公式FAQは、掲載内容をきっかけにお客様ご自身が調べて外から連絡してきた場合は、そのまま受注しても手数料は発生しないと説明しています(ただし、そのお客様が既にサイトで予約リクエストや問い合わせをしていた場合は手数料の対象です)。ポータルは出会いの場、自分のサイトは店名で調べた人の受け皿、と役割を分けて考えるのが安全です。

くらしのマーケットに書かれた口コミを、自分のホームページに載せられますか?

原則は禁止で、暫定的な措置として3つまで認められています。条件は、自社のサービスに投稿された口コミであること、引用元として「くらしのマーケット」の名称を明記すること、該当の口コミが載っているページのURLを記載することの3つです。守られていない場合は掲載停止や店舗ページの閉鎖といった措置が取られることがあるとされています。さらに公式ページ自身が、このルールは予告なく変更されることがあると断っていますので、載せる直前に必ず最新をご確認ください。数を増やしたい場合は、ご自身のサイトで「お客様の声」を直接いただく形にすると、このルールの影響を受けません。

まとめ

ポータルサイトとの付き合い方は、続けるか・やめるかの二択ではありません。仕組みを正確に知って、自分の数字で判断し、規約の範囲でできることを積む。それだけで、選べる幅がずいぶん広がります。

  • 手数料は率だけで決まらない。20%(税抜)と最低2,000円(税抜)の組み合わせで、分かれ目は予約成立金額10,000円
  • 発生するのは【予約を受ける】を押した時点。対象は追加料金を含む最終のお会計金額
  • 口コミ返信は有料プラン(月額1万円・税込)の機能。「月に何件で取り返せるか」で決める
  • サイトで出会ったお客様を外へ連れ出すのは禁止。名刺やチラシも対象に含まれる
  • お客様ご自身が調べて外から連絡してきた場合は、公式FAQ上、手数料は発生しない
  • 口コミの転載は原則禁止で、条件つきで3つまで。応援口コミはサイト外の仕事にも使えるが、サクラ行為は禁止
  • 止めるなら順番を守る。外の入口が動いてから比重を下げる。一時停止は「非公開」、退会はメッセージで連絡

最後にもう一度だけ。これはポータルをやめる話ではありません。はじめての出会いをつくってくれる場所と、名前で調べてくれた人を受け止める場所は、役割が違うというだけです。両方あって、はじめて「指名で頼まれる」状態に近づきます。ルールと料金は2026年8月時点のものですので、動く前に公式ページで最新をご確認ください。

xFactory 編集部
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